お客さまの中にしっかり入り込んで、お客さまにon behalfの仕事を提供していきましょう
本日は皆さんに、新年度ということで集まっていただき、過去の振り返りと、これからに向かっての考え方を共有したいと思います。
第4四半期の業績について
大変によく頑張っていただきまして、増収増益となっています。セグメント別に見ても、よく利益をあげていただきました。
輸送事業について
まず特積事業では、業種別に好調・不調業種を分類し、そこに対して適正運賃収受を進めています。適正運賃収受は、今年3分の1のお客さまに交渉し、来年は次の3分の1、その次は残りの3分の1にお願いするという3分の1ルールでやっていただいています。そうするとお客さまにとっては、毎年ではなく4年に1回回ってくることになりますので、負荷になりにくく、また予想も立てやすくなっています。今後も、適正運賃化をしっかり進めていきたいと思っています。
ロジスティクス事業では、MDロジスがグループに入ったことで、これからもっと拡大していきます。お客さまは手が足りておらず、間接人員を雇っていく余裕は、どんどんなくなってきています。そのお困りごとに対して、我々がそのお手伝いを提供するロジスティクス事業が広がっていきます。MDロジスには半導体から人工衛星まで取り扱うノウハウがあります。どのセグメントに対してもロジスティクスを展開できる大変心強いチームメンバーになりました。お客さまに、高い技術を提供できると思っています。
自動車メーカーの事例をお話すると、自動車は部品数が多く、SKU(最小識別単位)が非常に多いことが特徴です。EV車以外では1台あたり、約2万SKUがあると言われていますので、ロジスティクスが大変必要な業界です。そのため、こちらの自動車メーカーに対しても、メーカー物流の集約化による高効率輸送を実現しています。
自動車販売事業について
自動車販売事業は、大変よく頑張ってくれました。乗用車は、メーカーの供給面の影響が続くなど様々な事情により新車の提供数が絞られる中にあっても、利益を上げていただきました。すなわち、お客さまが安心して車両に乗っていただく観点からも、 アフターサービス事業(車検・メンテナンス)に注力していただき、利益を伸ばしていただきました。売り上げが伸びない中で、本当によくやっていただきました。
全体課題について
日本社会が人口構造・産業構造・働き方の転換局面を迎える中、我々セイノーグループは生活・産業を支える「持続可能な社会インフラ」として、人口減少という課題に対して、いかにお客さまのために、お客さまに成り代わってサービスの提供を行っていけるかが鍵になります。お客さまは手が足らず困っていらっしゃるので、そこに入っていって、お客さまに「成り代わっていく」ような仕事をやっていきましょう。ロジスティクス以外であっても、ひょっとしたらアドミニストレーション(管理部門)でもお手伝いし、お客さまのペインを解決していくことができるようになれば、我々はお客さまにとって、「なくてはならない」PCにおけるIntelのような「外せない」存在になれます。お客さまの中にしっかり入り込んで、お客さまにon behalfの仕事を提供していくことを狙っていきましょう。
我々は、これら施策を推進していくときに、西濃運輸を中心とした取り組みをどんどんやってきています。そこで、いかに皆が歩調を合わせていくか、そして高いレベルのことをやっていくか、というのがテーマになります。良い成功事例があって、それをシナジーとして我々の中に取り入れて、そしてそれを水平展開していく。言うのは簡単ですけれども、なかなかやるのは難しいです。これをモノにしていくためには、PDCBA仮説検証を早く回していくということが鍵になってきます。ですから、ぜひPDCBAをしっかり回していきたいと思います。
最後に
今年度も皆さんに活躍して頂いて、お客さまに喜んで頂くことで、従業員が幸せになり、それが国家の繁栄につながっていくと、強く信じています。皆さんの活躍を心から祈念して年頭の挨拶とします。今年度も宜しくお願いします。