セイノーホールディングス株式会社(本社:岐阜県大垣市田口町、社長:田口義隆、以下セイノーHD)は、学校法人 朝日大学(所在地:岐阜県瑞穂市穂積、学長:大友克之、以下朝日大学)と、地域社会の発展と人財育成を目的として、2013年より「産学連携協定」を締結しています。その取り組みの一環として、セイノーグループ各社を受け入れ先とする産業実習インターンシップを実施しています。
 今年度は8月18日から8月28日までの期間、朝日大学の学生向けにセイノーグループ企業7社(西濃運輸、セイノー商事、セイノー情報サービス、岐阜日野自動車、スイトトラベル、日佑、沖縄西濃運輸)によるインターンシップが開催され、朝日大学3回生14名の学生が参加しました。現場での体験を通じて、物流や総合商社、IT、自動車販売、旅行業など多様な業種に触れる機会が提供されました。

朝日大学の学生・先生方と受け入れ先のセイノーグループ各社
朝日大学の学生・先生方と受け入れ先のセイノーグループ各社
学生が発表する様子
学生が発表する様子

 それに伴い、9月11日には朝日大学にて成果報告会が開催され、参加学生による実習報告と企業担当者からのフィードバックが行われました。この場は、学生にとって自らの学びを振り返り、将来の進路や社会での役割を考える貴重な機会となりました。
 特に、西濃運輸での実習に参加した学生は、「物流センターでの仕分け・梱包作業、ドライバーへの同行、夜間路線便業務、さらには経理や営業の現場体験などを通じて、物流の仕組みと安全確保の重要性を理解した」と報告しました。また、「営業活動においては、丁寧な準備や分かりやすい説明を工夫する面白さを実感し、従業員一人ひとりが安全意識を持って業務に取り組む姿勢に強い印象を受けた」と述べました。
 報告会の最後には、セイノーHD人財開発担当者より、「大学との産学連携が10年以上続くなかで、今年は例年以上に多くの学生が参加してくれたことに加え、発表内容も充実しており、大変意義深い成果報告会になった。就職活動は厳しい側面もあるが、社会で働いた経験を今後のキャリア設計に活かしてほしい。」との講評がありました。
 今後もセイノーHDと朝日大学は、産学連携協定の目的である「地域社会の発展と人財育成」に資する活動を継続してまいります。また、学生からのフィードバックを反映させながら、インターンシップの内容をさらに進化・充実させ、地域とともに発展していくことを目指して取り組んでいきます。