2026年1月30日から31日にかけて、西濃運輸と福山通運は、ドライバーが互いの車両を乗り換える「ドライバー交替方式」の中継輸送の実証実験を行いました。本実証は、東京海上ホールディングスなど11法人にて設立した「物流コンソーシアムbaton」の活動の一環です。
実証では、西濃運輸堺支店発と福山通運藤沢支店発の車両が中間地点の西濃運輸浜松支店に集結。そこで双方のドライバーが車両を乗り換え、それぞれ西濃運輸厚木支店および福山通運堺支店へと向かいました。これにより、従来は宿泊を伴っていた長距離運行を、日帰り運行へと転換することに成功しました。運行管理には「traevo Platform」を活用し、リアルタイムでの動態把握が行われました。
実証実験を担当した運行部の近藤参事は「今回の実証に向けて多くの確認事項や調整を行ってきました。特に車両の違いに関しては出来る限り同一仕様のものを選定し、ドライバーへの負担やリスクを低減すべく調整しています。今後の若年層ドライバーの確保等、新しい仕組みが期待できます」と述べました。
企業の垣根を越えたこの取り組みは、物流業界のエンゲージメント向上と持続可能な輸送体制の構築に向けた重要な一歩であり、若年層の確保や高齢ドライバーの負担軽減、ワークライフバランスの向上など、物流業界の働き方改革として大きな期待が寄せられています。