西濃運輸野球部(部長/田口幸太郎、監督/佐伯尚治)は岡崎レッドダイアモンドスタジアムで開かれた都市対抗野球東海地区2次予選で第5代表として、6年連続43回目の本大会出場権を獲得しました。

予選の振り返り

■5月28日 寿々硬式野球クラブ 12-2 (7回コールド勝ち)

 都市対抗野球東海地区2次予選の初戦は寿々硬式野球クラブと対戦。
 先発の内藤が初回を無失点に抑えると、初回、北野のヒットをきっかけに原田の二塁打などで2点を先制しました。2回には前田の適時打や北野の犠牲フライで3点を追加し、3回には大山の犠牲フライでさらに加点。投げては2番手の摺石、3番手の茶屋野も相手打線を寄せ付けない安定した投球を披露。
 打線は5回、河田がヒットで出塁すると、大山の二塁打でチャンスを拡大。ここで城野がセンターオーバーの三塁打を放ち、貴重な2点を追加しました。
 さらに6回には原田の適時打、代打・譽田の適時三塁打で3点を奪うと、7回に2点を返されたものの、その裏に福島が本塁打を放ち12-2で快勝し、好スタートを切りました。

■5月31日 Honda鈴鹿 6-4

 2回戦はHonda鈴鹿と対戦。
 2回、先頭の河田が死球で出塁すると、大山が送りバントを決めてチャンスを演出。城野が右翼線への適時二塁打を放ち先制すると、福島が左翼フェンス直撃の適時三塁打を放ち、この回3点を先取しました。
 試合が動いたのは7回。北野、福島の連打で好機をつくり、野﨑の犠牲フライで追加点を挙げると、その後も小中の適時打や河田の内野ゴロの間に得点を重ね、一挙3点を追加。
 投げては先発の摺石が、持ち味の粘り強い投球でHonda鈴鹿打線を相手に7回無失点。8回に4点を失ったものの、最後までリードを守り切り、6-4で勝利しました。

■6月5日 東邦ガス 3-5

 第1代表トーナメント準決勝は東邦ガスと対戦。
 2回、小中が左中間への二塁打で出塁すると、河田の進塁打と大山の四球でチャンスを拡大。二死から前田がレフトへ適時打を放ち、幸先よく先制しました。
 一度は逆転を許したものの、3回には先頭の野﨑が左翼席へ豪快なソロ本塁打を放ち、すぐさま同点に追いつくと、相手のミスで得た好機を生かし、前田が押し出し四球を選んで勝ち越しに成功しました。
 投げては先発の内藤が粘り強い投球を続け、リードを守りながら試合を進めました。しかし終盤、8回に同点に追いつかれると、9回にも2点を奪われて逆転を許し、惜しくも勝ちを譲る結果になりました。

■6月9日 トヨタ自動車 0-4

 第2代表決定トーナメントに回った西濃運輸は、トヨタ自動車と対戦。初回に2点を先制され、追いかける展開となりました。
 反撃したい打線は2回、野﨑がヒットで出塁するも後続が倒れ得点にはつながらず。それでも4回には福島のヒットと原田の左中間への二塁打で無死二、三塁の好機を演出。さらに野﨑が死球で繋ぎ、無死満塁と攻め立てましたが、相手投手の好投の前にあと一本が出ず無得点に終わりました。
 投手陣は先発の塩本をはじめ、川井、山下、摺石、森岡の継投で粘り強く試合をつくったものの、7回に2点を許し0-4。最後まで反撃を試みたが及ばず、悔しい結果となりました。

■6月13日 JR東海 8-1

 第4代表決定戦進出を懸けたJR東海との一戦は、初回から打線がつながりました。福島のヒット、原田と小中が四球で出塁して二死満塁のチャンスをつくると、譽田が先制の適時打を放ちました。さらに大山が押し出し四球を選び、この回2点を先制。
 3回には先頭の原田が四球で出塁すると野﨑の二塁打で好機を広げ、小中が右中間へ豪快な3ラン本塁打を放ちリードを広げました。
 5回にも野崎の死球、小中の二塁打で繋ぎ、大山の適時二塁打で2点獲得すると、6回には原田の適時打で1点を追加し、着実に試合の主導権を握りました。
 投げては先発の摺石が6回途中1失点の好投。山下、塩本も無失点でつなぐ安定した継投を見せ、8-1で快勝し、第4代表決定戦へ駒を進めました。

■6月14日 三菱自動車岡崎 2-3

 第4代表決定戦は三菱自動車岡崎と対戦。
 3回に2点を先制される苦しい展開となりましたが、先発の内藤が粘り強い投球で追加点を許さず、反撃の機会をうかがいました。
 打線は5回、先頭の城野が四球で出塁すると、北野の犠打と相手のミスで無死二、三塁の好機を演出。左向の犠牲フライ、続く福島もセンターへの犠牲フライを放ち、同点に追いつきます。
 その後も投手陣は川井、森岡、山下とつなぎながら粘りの投球を見せましたが、7回に勝ち越しを許します。
 9回には大山、北野の連打でチャンスをつくったものの、得点に繋がらず2-3で惜敗。

■6月15日 ジェイプロジェクト 4-0(7回降雨コールド)

 都市対抗出場を懸けた第5代表決定戦は、ジェイプロジェクトと対戦。5回まで両チーム無得点の緊迫した投手戦となりましたが、先発の摺石が粘り強い投球で味方打線の援護を待ちます。
 試合が動いたのは6回。先頭の河田がヒットで出塁すると、大山が放った打球が右翼スタンドへ飛び込む2ラン本塁打となり待望の先制点を奪います。さらに相手のミスで出塁した城野を前田が送り、北野の死球で一死一、三塁。ここで福島が適時打を放ち、原田のセーフティスクイズでこの回、一挙4得点。摺石は7回無失点の快投。試合は7回終了後に降雨のためコールドゲームとなり、4-0で勝利しました。大山の先制2ラン本塁打と摺石の好投で第5代表を勝ち取り、6年連続43回目となる都市対抗野球本大会出場を決めました。

2点本塁打を放った大山選手
2点本塁打を放った大山選手
都市対抗出場が決定し、歓喜する様子
都市対抗出場が決定し、歓喜する様子

■佐伯監督「予選で学んだことを本戦で生かしたい」

 佐伯監督は「どんなに好機をつぶしてもピンチになっても、チームの雰囲気は変わらず最後まで戦い抜いてくれた。監督に就任してから5年間、本戦に出場してくれる選手には感謝しかない。予選で苦労した分、本戦では学んだことを生かして勝ちにつなげたい。」とコメントしました。

 8月26日から東京ドームで開幕する都市対抗野球大会での活躍に期待が高まります。